ジャン・シャルル・リオン コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ [2010]
プレモー・プリセ村に拠を構える大御所ドメーヌ「ダニエル・リオン」
オリヴィエ・リオンは兄とともにドメーヌを運営していた。
1995年には、奥さん方の畑を統合して
「ドメーヌ・オリヴィエ・エ・アンヌ・マリー・リオン」を設立!
ダニエル・リオンとは別の、地震のワインを造り始める。
オリヴィエの息子「ジャン・シャルル」は、
ボーヌの醸造学校及びディジョン大学で栽培学・醸造学を修めた後
「ダニエル・リオン」での3年間の修業を経て
2010年にドメーヌを正式に継承。
ここに「ジャン・シャルル・リオン」が誕生した。
事実上のファーストヴィンテージも2010年。
現在は、親友のニコラ・グロフィエと情報交換しながら
ブルゴーニュのフィネスとエレガンスを真摯に究めようとしている。
記念のファースト・ヴィンテージ作付面積0.95ha 樹齢35年
新樽25%、12ヶ月の熟成。
実際に試飲してみて、
幾重にも重なる花々の香りがストレートに伝わる
フレッシュフルーツから熟れた果実香まで妖艶に広がる
ヴィンテージ的な有利さもあり、目の詰まった液体と
きめ細かなタンニンが相まって、素晴らしいバランスである。
貴重なファースト・ヴィンテージということもあり
今後が楽しみな造り手を見つけた。