ディジオイア・ロワイエ ブルゴーニュ・パス・トゥ・グラン [2009]
1979年にシャンボール村中心部に設立されたこのドメーヌは、1999年、3代目ミッシェル・ディジオイアの継承によって、本格的に自社ビン詰めを開始しました。
翌2000年ヴィンテージから英ベリー・アンド・ブラザーズが取り扱いを開始したことで一躍脚光を浴びた彼のワインは、ミッシェル・ベタンをはじめとする多くの現地ワインメディアから、「極めてシャンボールらしいスタイル」と評されます。
いつもツナギを着た彼が畑にいる時間の長さはブルゴーニュのヴィニュロンの中でも群を抜いており、土壌への負担を軽減するために1965年製の超軽量トラクターを改良して使用するなど、緻密なこだわりを持って仕事に打ち込んでいます。
「ぶどうを完璧な状態で収穫することだけのために、毎日働いているといっても過言ではありません」(ミッシェル・ディジオイア)。
好きな言葉は「情熱」。ドミニク・ル・グエンと並び称される、シャンボール新世代のトップランナーです。
最も手軽に楽しめるディジオイア・ロワイエシャンボール村内の「レ・グラヴィエ」と、ジイィ・レ・シトー村内の「レ・マラディエール」に半分ずつで合計0.3ha。ピノノワール50%、ガメイ50%。樹齢約50年のVV。タンクで12ヶ月間熟成。