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ツァーヘル ゲミシュターサッツ・シュロス・シェーンブルン・ヴァイス [2011]

¥3,016 税込
商品コード: 68447
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【リチャード・ツァーヘル ゲミシュターサッツの父】 「ウィーン以外の場所でワインメーカーをするなんて考えられないよ。ウィーンの異なるワイン生産地のそれぞれの土壌や気候条件のもと、ワインに個性とパーソナリティを与えワイン造りをするのは本当にエキサイティングなことなんだ。個性はワイン畑を成長させる。僕はワインの本質を伝えたいんだ。ちょうど良き母親が子供を導き、助けるようにね。」とリチャード・ツァーヘル氏は語ります。ウィーンは世界で唯一 その境界内にワイン畑を持つ首都です。しかしながら 2003年に初めてリチャード・ツァーヘルがマーケットに売り出し、今では4つの異なるスタイルの“ゲミシュターサッツ”を提供しています。プレミアムワイン の“ゲミシュターサッツ ヌスベルク グランド・レゼルヴ”は9つの古いオーストリアの葡萄品種、グリューナー・フェルトリーナー、ロートキプフラー、ツィアファンドラー、トラミナー他のフィールドブレンド(混植)です。“ゲミシュター サッツ ヌスベルク”はブルゴーニュ品種のピノ・グリ、ピノ・ブラン、シャルドネの フィールドブレンド。グリーンのラベル の“ウィンナーゲミシュターサッツ”はウィーンの南の畑に植えられているリースリング、グリューナー・フェルトリーナー、シャルドネからなるフレッシュでフルーティな夏向きのワインです。2007年ツァーヘルでは 世界で最初のゲミシュターサッツ・ゼクトを造りました。これは瓶内二次発酵のシャンパーニュ方式のスパークリングです。ツァーヘルは ウィーンで唯一ウィーンの全てのワイン生産地でブドウを栽培するワイナリーです。それゆえツァーヘルではそれぞれの異なる持ち味を生かすことができます。ゲミシュターサッ ツやリースリングをウィーンの北にあるシングルクリュのヌスベルクや南のレイスベルクなどから造っています。ツァーヘルの生産 量の40%を占める赤ワインもまた大変重要です。フラッグシップである“アンタレス”はオーストリアの一流ワイン雑誌Falstaff(ファルスタッフ)でウィーンの赤ワインで初めて 90点以上を獲得しました。“シュロスシェーン ブルン ゲミシュターサッツ”はヨーロッパ最大の帝国ハプスブルク家の夏の住まいであったハプスブルク宮殿から名付けられています。 【歴史】 ツァーヘルのワイナリー(ホイリゲ)は1766年マリア・テレジアによって“マウワー”の小 学校として建てられました。3世代にわたって ツァーヘル家はワイン造りを行ってきました。わずか0.5ヘクタールの畑から、ホイリゲは4つのテーブルから始めました。今日リチャード・ ツァーヘルはマウワーでワイナリーとホイリゲを経営しウィーンで最も有名な畑ヌスベルクやオーバラー、シーバリングなどの畑を所有しています。2003年リチャー ド・ツァーヘルは今日のウィーンの文化の最も重要かつ代表である、伝統的なゲミシュターサッツを初めてマーケットにリリース しました。 【Team 造り手】 リチャード・ツァーヘル “ミスター・ゲミシュ ターサッツ”であるリチャード・ツァーヘルは父親から小さいワイナ リーを受け継ぎました。ワイナリー、ホイリゲの オーナーであり、畑、セラーでの仕事も担当。自主規定の設定や、シャーンブルン宮殿内の庭でのゲミシュター・サッツの栽培などゲミシターサッツワインの復権を目指す活動を行っています。夕方にはワイナリーにあるリチャードの経営する居酒屋“ホイリゲ”でも会うことができます。 アレクサンダー・スコッフ リチャード・ツァーヘルの甥。畑 での仕事及び醸造責任者であり、マーケティングも担当。オーストリア、ウィーン の近くの有名なワイン学校、クロスターノイブルグで学んだ後、オーストラリアやニュージーランドなどの海外のワイナリーで修業。風味豊かなプレミアムワ インを得意としています。 【Vineyards 畑】 ウィーン全域にあ るツァーヘルが所有する畑ツァーヘルは ウィーンで唯一全てのワイン生産地に畑を所有するワインメーカーです。ウィー ンはわずか20キロメーター の広さしかありませんが、土壌や気候条件に重要な違いがあり ます。ヌスベルクやビーサンベルクはドナウ河の影響を受ける一方、ウィーンの南にあるマウワーや オーバラーは大陸性気候の影響を受けます。これらの違いによりツァーヘルでは独特の個性を持つワインを造ることができるのです。 マウワー、ウィーン 23区 マウワーの畑はツァーヘ ルのワイナリーの隣にあり、ツァーヘル家が 何世代にもわたり所有してきました。カートリツベルク、ロー トデュレン、そしてライテンは重いローム土壌で、これらの畑ではウィンナーコンポジションやローテライテン、アンタレスのような強く、エレガントな赤ワインを造ります。また、ライスベルクではリースリングとツァーヘルのスペシャリティであり、忘れ去られ た古いブドウ品種“オランジェトラウベ”を育てています。 ヌスベルク ウィーン 19区 ヌスベルクはオーストリ アで常に最も有名な畑のひとつとして知られ ており、傑出した“ゲミシュターサッツ”やリースリング、グリュナー・フェルトリナー の銘醸地です。ライムストーンの土壌は ワインにクリアなミネラル感と上品な外観を与えます。ヌスベルクの特徴を“ヌスベルク グランド レゼルヴ”、“ゲミシュターサッツ ゼクト”、“ゲミシターサッツヌスベルク”、“グリューナー・フェルトリーナー ヌスベルク”、“リースリング ランクトイフェル”そして“ベーレンアウスレーゼローゼンガルテル(デザートワイン)”で知ることができます。また、“ゲミシュター サッツ シュロス シェーンブルン”に一部使用しているブドウもヌスベルクで育てられています。 オーバラー ウィーン 10区 砂質、ローム土壌で高い平均気温がフルー ティなツァーヘルの白ワイン “ウインナー・ゲミシターサッツ”や“グリューナー・フェルトリーナー ゴールドベルク”に完璧なコン ディションを与えます。 ベルヴュー ウィーン 19区 ベルヴュー の畑はウィーンの素晴らしい景 色に向かってあり、ここでは ツァーヘルのブルゴーニュ品種 の素晴らしいシャルドネが栽培されています。 【Heuriger ホイリゲ】 “ホイリゲ”(居酒屋)はウィーンの人々が ウィーンのワインと地元の食事を楽しめる場所です。ウィーンでは全てのワインメーカーがワイナリーに隣接し、レストラン(ホイリゲ)を持ち、月のうち2、3週間オープンしています。ツァー ヘルのホイリゲではウィンナー シュニッツエルやオーストリア の湖や川から捕れる魚や、季節 の野菜、またウィーンのまわりの森から採れる新鮮な食材から 作ったお料理を提供していま す。ツァーヘルの母イルムヒルドが毎日焼くオーストリアの伝統的なお菓子、ステュルーデルやケーキを ツァーヘルのグラスワイン、甘口の「ベーレンアウスレーゼ ローゼンガルテル」と一緒に楽しめます。
ウィーンに残る伝統、ゲミシュターサッツ(混植混造)フィロキセラ以降ヨーロッパではほとんど行わらなくなった ゲミシュターサッツと呼ばれる、複数のブドウ品種を同じ畑に 植え、共に収穫する手法を今尚行い続けるツァーヘルの白。 元々ゲミシュターサッツは一つの病気でブドウが全滅することを 防ぐ、リスク軽減のためでもあった。ブドウ品種によって熟す時期 はもちろん異なるが、一緒に植えることによってその時期のズレも かなり小さくなるそうです。 味わいはブドウの個性というより、土地の個性。 まさにテロワールのワイン。
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