エアシャー出身のジョン・ウォーカーがキルマーノックで1820年に立ち上げたブランド。その当時は「ウォーカーのキルマーノック・ウイスキー (Walker's Kilmarnock Whisky) 」と呼ばれ、後のジョニー・ウォーカーとなる。名前こそ今でも創業者に由来しているが、このブランドが有名になったのはその息子のアレクサンダー・ウォーカーとその孫のアレクサンダー2世に依るところが大きい。ウィスキーの売り上げはジョン・ウォーカーが売っていたころは彼の会社全体の1割にも満たなかったが、息子のアレクサンダーが継ぎ、引退するころには実に9割を超えるようになった。

ジェームス・スティーブンソンが代表取締役を務めていた1908年にブランドの一新を行う。ウィスキーの名前が「ウォーカーズ・キルマーノック・ウィスキー」から今の「ジョニー・ウォーカー」に変わったのもこの時からだ。スローガンである「創業1820年　今も続く、力強く!」ができ、今なおトレードマークとなっている大股で歩く紳士のデザインもトム・ブローンというデザイナーの手によって作成された。テールのあるコート着、シルクハットをかぶり、片眼鏡をつけヘシアン・ブーツを履き、ステッキを持つというこの格好は創業者ジョン・ウォーカーがモデルとなっている。

ジョニー・ウォーカーの限定品!キーとなっているのは通常のジョニー・ウォーカー・ブラックと同様にカーデュだが、ジョニ黒の香味特徴である、スモーキーさ、豊かな香りとコクをより強く表現したブレンディング。スムースでありながら深みのある豊かな香りと甘さが際立った味わい。 水割り、ソーダ割りにしても香味の伸びが良く、しっかりとした味わいと余韻が楽しめます。