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マルドン カンシー・キュヴェ・トラディション [2010]

¥1,622 税込
商品コード: 69205
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ロワール河中流、サンセールの村から南西40キロメートルほどのところに古都ブールジェがある。そこからさらに北西約20キロメートル先、シェール川沿いにあるワイン産地がカンシー。この地は周辺の産地と異なり、アペラシオンで認められているのはソーヴィニヨン・ブラン種から生み出される白のみ。14世紀にはシトー派の修道士たちによりぶどう栽培とワインづくりが始まり、その後も現在にいたるまで知る人ぞ知る白として評判を呼び、ACワインとしては2番目の認定――1番目はアペラシオン制度発祥の地、シャトーヌフ=デュ=パプ――を1936年8月に勝ち取っている。

全体でも170ヘクタール強しかないカンシーの畑は石灰質土壌を礫混じりの砂が覆っている構成となっていて、そこにソーヴィニヨン・ブラン種のみが植えられている。マルドンは15ヘクタール――ほとんどがカンシーだが、すぐ南西にある産地ルイイーにピノ・ノワールの区画もある――を所有し、植えられているぶどうの樹齢は平均で35年ほど。そのうちの2ヘクタールはヴィエーユ・ヴィーニュの区画となっていて、最も古いぶどう樹は80年に達する。収穫された果実は半日から1日のデブルバージュの後、イノックスのタンクに移され摂氏18度前後で約2週間かけてゆっくりと発酵、翌年の春までシュル・リー状態に置かれ、瓶詰め。

透明感のある、さわやかで果実味豊かなカンシーは、その生み出すテロワールとぶどう品種がストレートに感じられる、まさに風土と結びついたワインといえ、しっかりした酸があるにもかかわらず、決してエッジの立った鋭角的なそれではなく、ミネラルも十分なたいへんにバランスのよいもの。リリースされてすぐに愉しめるが、その後数年間はうまみが増してくるというポテンシャルも十分。またヴィエーユ・ヴィーニュのみで醸すキュヴェ・サンテドム――Cuvee Saint-Edome――は、1000ケースに満たない生産量しかないが、確かにその味わいには張り、酒躯の厚みといったものが感じられ、価格を考えるとかなりなお買い得品といえる。

現在の当主エレーヌになってからラベルも変更――2004年のミレジメから、よりアペラシオンの風味、味わいにマッチした現代的なもの――するなど、新たな風をドメーヌに吹き込んでいる。それまでカンシーのみの入荷だった日本にも、2005年のミレジメからはピノ・ノワール種を用いたルイイー――AC全体でも50ヘクタールほどしかない希少品――もお目見え、その白に劣らずカリテ・プリな赤もぜひとも探し出していただきたいマルドンである。
知る人ぞ知るワインだが、古くから人々を魅了してきた歴史あるアペラシオンすっきり辛口の知る人ぞ知るお手頃、お手軽なワインだが、マルドンのカンシーは辛口ながら厚みのあるトロピカル・フルーツの香味豊かで酸もミネラルも引き締まった高品質のデイリーワイン。
マイナーではあるが古くから地元で親しまれてきたワインだけあって、お料理と合わせやすい味わいだ。
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